透析ってなーに?what is toseki?
透析って何をするの?
どんな人が透析を受けているの?
透析について
「どんな病気の人が透析をしているの?」「透析って何をしてるの?」
透析という言葉は知っていても、わからないことばかりですよね。
ここでは、そんな透析の基本についてお話しします。
そもそも腎臓は私たちの
体の中で
どんな働きを
しているのでしょう?
腎臓の一番大きな働きは尿をつくることです。
尿をつくることで、血液をきれいにして、一定の量に保っています。
他にも、赤血球や骨をつくる手伝いもしています。
腎臓が悪くなってくると以下の症状がでてきます。
① 摂取した水分を尿として排出できず、体に水がたまります。
② 不要となった物質を排出できず、体がだるくなります。
③ 血液中のミネラル調節ができず、最悪、心臓が止まります。
④ 赤血球をうまく造れず、貧血になります。
透析の一番の役割は
「悪くなった腎臓の代わりに血液をきれいにすること」
具体的には、
週3回(月・水・金あるいは火・木・土)透析クリニックにきていただき、針を刺して、4時間かけて血液をきれいにします。
どんなことに注意するの?
カリウムとリンを控えましょう。
カリウムは野菜・果物に多く含まれ、摂りすぎると心臓が止まる恐れがあります。リンは乳製品やお菓子、加工食品に多く含まれます。
長期間多く摂り続けると、血管が固くなり、脳梗塞や心筋梗塞になります。
透析治療を受けられている方は、水を飲めば飲むだけ体にたまってしまいます。一日に飲める水分量は1000mL以下が目安です。
実際に飲める水分量は体重によって変わりますので治療開始の際に医師から指導を受けてください。